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香港駐在員をそれぞれ務める足銀の伊藤孝雄氏(隔月第2火曜日)と
県の毛塚隆弘氏(毎月第4火曜日)による現地の状況や県内企業の動向などの「アジアの風」リポート

113 No.11: インバウンド大臣 ―本県の魅力 袁氏通じ発信― 
(平成29年10月25日)

福田富一知事(左)から委任状を受け取った袁氏=13日、宇都宮市
福田富一知事(左)から委任状を
受け取った袁氏=13日、宇都宮市

 今年10日、「地域ブランド調査2017」が発表され、本県の都道府県魅力度ランキングは43位だった。前年から三つランクアップしたとはいえ、まだまだ認知度は低いと言わざるを得ないだろう。中国、台湾、そして東南アジアの国々においても同様だ。香港でも、本県のことを知らない旅行会社の担当者がいるのが現状だ。
 先日、西日本在住の方々と話をする機会があり、彼らが言うには「ディズニーランドの千葉県、ヨコハマの神奈川県以外の関東の県は、東京都プラスアルファとしか認識されていない」とのこと。東京のインパクトがとても強いので、周辺地域では飛び抜けた観光資源がなければ人の記憶に残りにくい。そのため、本県を含む北関東3県や埼玉県の魅力度ランキングが低いのも納得だと言う。
 では、本県には、それだけの観光資源がないのだろうか。
 そんなことはない。まず、世界に誇る観光地「日光」がある。海外でも「栃木県には行ったことはないが、日光には行ったことがある」という話を聞くことが少なくない。日光の魅力をもっと広く周知することで、本県全体の認知度もおのずと上がるのではないだろうか。
 ほかにも国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産やラムサール条約湿地、あしかがフラワーパークのフジなど、日本を代表する観光資源が数多くある。今後も香港をはじめ海外の方々に、栃木の魅力をしっかりと伝えていきたい。
 こうした中、本県で初めての「とちぎインバウンド大臣」の任命式が今月行われた。「とちぎインバウンド大臣」は、本県に対する外国人の興味と関心の喚起を図るとともに、本 県を訪れる外国人旅行者数の増加を促進するために設置された。香港の旅行会社、EGLツアーズ社長の袁文英(えんぶんえい)氏をその大臣として任命した。
 EGLツアーズは、香港の旅行業界第3位、香港における訪日団体旅行の取扱い第1位の旅行会社であり、これまでも本県を訪れるツアーを多数催行し、積極的な送客を行っているが、国内外でのさまざまな活動を通じて、今後ますますの本県の魅力発信、本県への外国人旅行者の送客および本県の観光施策に関する助言を期待している。
 なお、任命式後に行われた袁氏の就任記念講演では、訪日旅行の現状やおもてなしのあり方などについて聞くことができた。「社員は宝であり、単なる『人材』ではなく『人財』なのだ」と語った袁氏を見て、その人となりに触れることができたように感じたのは私だけではないだろう。社員を大切にしない会社は、お客様も大切にはできないのである。

 

毛塚 隆弘(けづか たかひろ)
栃木県香港事務所所長。
1993年県庁入庁。産業政策課、国際課などを経て日本貿易振興機構(ジェトロ)に出向。2017年4月から現職。栃木市出身。

 

 

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