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下野新聞寄稿 〜下野新聞に寄稿している「ニーハオ通信」を転載しています。〜


45 ナシ「にっこり」を販売
−価格下がれば期待の市場−

 昨年12月20日にタイの首都バンコクにおいて、県農産物のナシ「にっこり」の販売促進を行った。今回はバンコク流行最先端の街、サイアムにある「セントラルワールドプラザ」に入っている高級フルーツパーラー開店の目玉として、「にっこり」の店頭販売を行うことになった。
 バンコクはタイの首都であり、人口は国の約8分の1に当たる750万人程度といわれている。タイの一人当たりの国内総生産(GDP)は、東南アジアの中ではシンガポール、マレーシアに次いで高い。しかし、タイの富裕層のほとんどがバンコクに集中しており、農村部との所得格差が拡大し、貧富の差が大きい国でもある。従って日本産のような高級食材を販売するには、富裕層が集中しているバンコクで販促するのが効果的である。
 バンコクにおける「にっこり」の販売実績は、今回が初めてではなく、一昨年12月に日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の「日本食フェア」で試食販売したことがあった。その際、高価格にもかかわらず想像を超える売れ行きがあったことから、今シーズンも引き続きバンコクでの販売を実施したのである。既に「にっこり」の実績は証明済みなのだ。
 しかし、今回、高級フルーツパーラーにおける「にっこり」(5玉サイズ)の価格が、1玉なんと650バーツ(1バーツ約3.3円)という、日本の販売価格の約3倍という高値であった。正直、高すぎの感はあったが、それでもタイ人の親日的、日本食好きが功を奏し、興味を持って迎えられたのである。
 ここバンコクでは日本の高価格のフルーツが香港のように売れるというわけではないが、富裕層には確実に売れていく様を見て、バンコクでの潜在的な購買力の高さを容易に想像できた。
 現在、日本からタイに「にっこり」を輸出する際、関税が40%もかかってしまう。今、日本とタイの政府間でFTA(自由貿易協定)の交渉中であるが、これが発効すれば、40%という高関税が無くなる可能性もある。
 今後、もっと安い価格帯で販売することができれば、バンコクは本県農産物にとって楽しみな市場となりそうだ。

 

 

 

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