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下野新聞寄稿 〜下野新聞に寄稿している「県香港駐在員リポート」を転載しています。〜


28 「とちおとめ」輸出
―加工食品も積極的にPR―

 県産ナシ「にっこり」に続いてイチゴの「とちおとめ」が、香港にお目見えした。
 今回の「とちおとめ」の輸出も、昨年7月に香港の「シティ・スーパー」のバイヤーが本県を視察した際に、JAしもつけいちご部会長の谷中良光さん方を訪れたことがきっかけとなっている。
 1月19日に出荷された「とちおとめ」1,000パックは、21日から「シティ・スーパー」の3店舗で、1パックあたり84香港j(1香港j=約13円)で発売された。最初の5日間で800パック以上が売れたことから追加注文が入り、その後も贈答需要が高まる旧正月をはさんで、計5,500パック(1.65d相当)が出荷されるという成果を収めた。
 日本産イチゴは、中国産農産物が大量に流入している香港の食品マーケットで、大粒で果肉が柔らかく、非常に甘いという評価を得ている。そこで中国産とは完全に差別化されており、4倍以上の価格差があるにもかかわらず人気を集めている。
 しかしこれまでは、九州産のイチゴが、地の利を生かして市場を押さえていた。なかでも福岡県は、2008年の農産物輸出額を現在の約10倍にあたる20億円にするという目標を掲げ、重点市場と位置づけた香港には、昨シーズンから新品種の「あまおう」を投入し、1.4dの輸出に成功している。
 そうした中、生産日本一を誇る本県産イチゴが香港に初上陸したわけだが、日本産のイチゴ市場の一角を切り崩し、来シーズンには一層期待の持てる展開となっている。
 しかしその一方で、課題も明らかになった。収穫時の熟度の変更や予冷の徹底など、生産者の素早い対応で今シーズン中に改善された点もあるが、長時間の輸送にも耐えられるような包装方法については、パックの底にスポンジを敷いている福岡県の取り組みを、むしろ参考にすべきだと感じた。
 県香港駐在員事務所としては、今後は生のイチゴだけではなく、イチゴの加工食品についてもプロモーションしたいと考えている。2月18日に香港で開催された「日本銘酒試飲会」で好評を博した白相酒造(小川町)の「とちあかね」は、イチゴの花から分離した花酵母で醸造した日本酒だが、このような商品について積極的にPRしていきたい。
 また、県が昨年2月に実施した「香港マスコミ招聘(しょうへい)事業」で、「観光イチゴ園」に対する関心が最も高かったことから、観光客誘致と結び付けた取り組みも仕掛けていきたい。
  スーパーで本県産イチゴを販売する際に「観光イチゴ園」を切り口にした観光PRを行う一方で、旅行見本市に出展した際には、本県産イチゴの宣伝も併せて行い、本県のイメージづくりにも貢献していきたいと考えている。

 

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