サイトマップお問い合わせ

 中文

 English

Content on this page requires a newer version of Adobe Flash Player.

Get Adobe Flash player


戻る

香港駐在員をそれぞれ務める足銀の伊藤孝雄氏(隔月第2火曜日)と
県の毛塚隆弘氏(毎月第4火曜日)による現地の状況や県内企業の動向などの「アジアの風」リポート

106 No.4: 日本食の人気定着 - 規制少なく魅力の販路 -
(平成29年6月13日)

スーパーの陳列棚に並ぶ多くの日本のお菓子
スーパーの陳列棚に並ぶ
多くの日本のお菓子

 今、健康志向の高まりから、世界中で日本食ブームが起きている。今回は、香港の日本食事情や当事務所が関わった業務について紹介したい。
 香港は、長い間イギリスの植民地であったため、多様な食文化を受け入れることには比較的寛容な面がある。通りには世界各国の飲食店が軒を連ね、さまざまな食材が流通している。
 香港でも日本食の人気は高く、日本食を提供するレストランが非常に増えており、約1290店もの日本食レストランがある。「日本の食品は質に優れ、安全性が高い」ということが浸透しており、特に、富裕層と中間層から絶大なる信頼と人気を得ている。
 さらに、香港は食料の大半を世界各国からの輸入に頼っており、香港の輸入相手国としての日本の割合は、中国に次ぐ2位と非常に高く、スーパーでも日本の食品は何でもそろうといっていいほど充実している。香港の人口約735万人のうち、日本人の割合は0.37%の約2万7千人程度にすぎないため、日本の食品のターゲットは日本人向けというよりは、香港人など外国人向けとなっている。
 このように香港では、日本の食品が受け入れられ、多くの日本の食品を取り扱う香港企業も増えてきていることから、日本の食品を輸出するチャンスが広がっていると言えるだろう。
 当行の取引先企業の多くも香港への商品の輸出を検討しており、当事務所にも多くの相談がある。
 ある取引先からは「香港に商品(洋菓子)を香港に輸出したい」との相談を受けた。そこで、当事務所では、初めに香港内の市場調査と情報の提供を行い、香港で開催される展示会への参加を提案し、出展サポートを行った。さらに、香港内の日本食を取り扱うバイヤーに、直接、商品の売り込みを行うなど、販路の開拓を側面からサポートした。
 現在、香港では、日本の食品を取り扱う業者が非常に増えており、日本の食品の需要はますます増えている。香港は輸入規制も少なく、日本の食文化も浸透していることなどから、日本の食品の販路拡大先として魅力的なマーケットであると言える。
 当事務所では、日本の食品を取り扱っているスーパーや日本料理店、それらに納入している商社などとのコネクションを通じて、海外販路拡大をサポートしているので、海外への輸出を検討する際には、ぜひ相談してほしい。

 

伊藤 孝雄(いとう たかお)
足利銀行香港駐在員事務所所長。
明治大卒。1993年足利銀行入行。三菱東京UFJ銀行香港支店、みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)香港支店への出向、市場国際部などを経て、2015年4月から現職。とちぎ未来大使。47歳。栃木市出身。

 

 

戻る

© Tochigi Prefectural Government Hong Kong Office. All rights reserved.