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下野新聞寄稿 ~下野新聞に寄稿している「アジアの鼓動」を転載しています。~

95 第40回:香港フードエキスポ

香港フードエキスポのジャパンパビリオン栃木県ブース前=13日
香港フードエキスポのジャパンパビリオン
栃木県ブース前=13日

 農林水産省「農林水産物輸出入概況」によれば2015年の農林水産物の輸出額は前年比21.8%増の約7451億円となった。その最大の輸出先が24.1%を占める香港である。
 8月11日から15日まで、香港コンベンション&エキシビション・センターで、「香港フードエキスポ2016」が開催された。今年で27回目、約50万人が訪れる香港で最大の食品見本市だ。
 バイヤー向けのトレードホールに設置されたジェトロ・ジャパンパビリオンには、過去最多の全国41の都道府県から251社・団体が出展した。会場には中国、韓国、台湾をはじめ、遠くは欧州、北米など世界各国のブースが並ぶ。しかし、常に人が集まっているのは日本だけだ。
 ジャパンパビリオンへの県の出展は6回目となった。県ブースにはビーエイチ(宇都宮市)、ワイズティー(宇都宮市)、壮関(矢板市)、佐野大黒屋(佐野市)、東京拉麺(足利市)の5社が出展し、バイヤーとの商談を行った。
 一般消費者向けのパブリックホールでは今年もフタバ食品(宇都宮市)のアイスクリームが販売された。同社は13年まで県ブースに出展していた「卒業組」だ。香港でとてもいいバイヤーと出会うことができ、現在では香港内の多くのスーパー、コンビニで販売されている。
 3日の間に県ブースで行われた商談は163件、成約見込みは28件となったが、長く付き合えるバイヤーと出会えたかどうか、これからが楽しみだ。
 私自身4回目のフードエキスポとなったが、あらためて思うのは、海外進出を検討しているなら香港フードエキスポから始めることを勧めたいということだ。来場するバイヤーが多いこと、バイヤーの日本食品への理解が深いことに加え、国や県の支援策が充実しており、小さい負担で出展できる。
 日本食の最大の輸出先である香港では、競争もそれだけ厳しいが、高級スーパーだけでなく庶民向けスーパー等にも日本食品が行き渡っており、それらの店舗を見て回れば自社製品の市場があるかどうかを感じ取ることもできるだろう。県内にはまだまだ有望な食品はある。香港をスタートにどんどん海外へ挑戦してほしいと思う。
 フードエキスポ直前の7月には、日本食品のアンテナショップ「道の駅−香港」がオープンし、今回出展5社のうち3社の商品が並んだ。今後はこの「道の駅−香港」も活用しながら本県産品の拡販開拓・拡大に努めたい。

 

間山憲一(まやま・けんいち) 1992年県庁入庁。経営支援課、国際課などを経て日本貿易振興機構(ジェトロ)に出向。4月から現職。宇都宮市出身・46歳

 

 

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