サイトマップお問い合わせ

 中文

 English

Content on this page requires a newer version of Adobe Flash Player.

Get Adobe Flash player


戻る

下野新聞寄稿 〜下野新聞に寄稿している「アジア通信」を転載しています。〜


53 香港での「天皇誕生日レセプション」において本県産イチゴ、ナシを提供

 十二月十七日、香港の高級ホテル「アイランド・シャングリラ・ホテル」において、在香港日本国総領事館主催の「天皇誕生日レセプション」が行われた。 
 香港側からウォン・ヤンロン法務長官はじめ、政府関係者や要人が出席し、また日本側からは、香港滞在二十五年以上の日本人はじめ政府関係者、企業の要人など計五百五十六人が集まるという盛況ぶりであった。
 そのレセプションで、本県をはじめ、香港に自治体事務所などを構える各県から特産物の提供があり、出席者に試食PRを行った。本県からは、JA佐野産のイチゴ「とちおとめ」とJA塩野谷産のナシ「にっこり」を提供した。イチゴ、ナシともに二〇〇四年度から香港で販売され始め、本年度で四シーズン目を迎え、日本の果物として既に定着した観がある。
 試食PRでは「とちおとめ」の色はやはり目立ち、本県のブースは、他県ブースを圧倒する人だかりとなった。香港人はイチゴが大好きなので、この人だかりも無理からぬ話だ。やはり、イチゴは香港において果物の王様である。しかし、それ以上に人気だったのは「にっこり」だ。大きさ、甘さ、ジューシーさという三拍子そろったナシは、出席された日本人にも大好評だった。食された方の中には、この時季までナシが食べられるのかと驚きを隠さぬ人もいた。
 また、試食した方々は「このようなおいしい果物を産出する所はどんな場所だろう」と興味を示し、テーブルに置いた観光パンフレットを次々と手にしてくれた。私はこのさまを見て、まさに「食」と「観光」は一体であるということをあらためて認識させられた。
先日、鬼怒川ホテルの社長夫妻が来港された際に、「当ホテルでは、昨年六月に日光市公設地方卸売市場の買い受け人の資格を取得し、その日の朝に市場から手に入れた県産農産物を、ホテルのロビーで宿泊者に販売し好評を得ている」と伺った。私はそれを聞いて大変うれしくなったのを思い出した。
 県内でも、「食」と「観光」の距離が徐々にではあるが、近づきつつあるのを感じたのである。

 

 

戻る

© Tochigi Prefectural Government Hong Kong Office. All rights reserved.