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下野新聞寄稿 〜下野新聞に寄稿している「アジア通信」を転載しています。〜


50 「FOOD TAIPEI」に本県ブースを出展、県産品が評判

 六月二十一日から二十四日の四日間、台湾台北市で国際食品見本市「フード台北2007」が開催された。今回、栃木県は三ブースを設置し、県内から八企業・団体が自慢の自社商品を並べた。
 出品物と出品者は、日本酒の第一酒造と外池酒造店、納豆のあづま食品、漬物のおばねや、栃木県漬物工業協同組合(遠藤食品・すが野)、県産農産物のとちぎ農産物マーケティング協会、山菜加工品の湯西川山菜加工センター、そして、ゆばの日光ゆば製造で、それぞれ展示、試食販売を展開した。三ブース内に八企業・団体は手狭な感を否めなかったが、そこは同じ栃木県内にある企業同士、お互い助け合いながらの販売促進活動であった。
 栃木県からは、福田知事、石坂県議会議長ほか県議会議員来台し、県産品のPRに努めた。福田知事と石坂議長らは、やすらぎの栃木路の法被を着て、会場全体に届くような大きな声で、「日本一の栃木の県産品です。どうぞ召し上がってください」と来場者に呼びかけたのだ。ブース前を通りがかった台湾人はその声に誘われ、福田知事、石坂議長らの勧める試食用の県産品をほおばりながら「ハオチー好吃 (「おいしい」の意味)」を連呼していた。
 当ブースで通訳をしてくれた台湾大学等の学生たちも非常に熱心に活動し、そのおかげもあり、何とフェアの終了を待たずに八企業・団体すべての商品が完売してしまうという、うれしい悲鳴もあった。
 また、開催期間中、現在本県農産物等を香港、台湾で販売している高級スーパーのシティスーパー台北店のバイヤーが当ブースを訪れ、一企業ずつ丁寧に商談をしてくれた。そのバイヤーは、本県産のラッキョウ、ゴボウ、しょうが等の漬け物をはじめ、日本酒、納豆、巨峰など一つ一つ手に取り試食し、すべての企業に商品サンプルの提供を依頼した。見本市終了後改めて商談を行った結果、ある企業は早速、商品が香港、台湾のシティスーパーに並ぶという成果に結びついたのだ。今回は昨年に引き続き二回目のブース出展であったが、確実に県産品の評価が高まってきているのを実感できた。しかし、まだ二回しか参加していないともいえるので、県産品が台湾のデパート・スーパーに所狭しと並ぶ日が来ることを目指し、来年度も引き続き参加できればと思っている。

 

 

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