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下野新聞寄稿 〜下野新聞に寄稿している「ニーハオ通信」を転載しています。〜


43 本県農作物優秀さ再確認
−シンガポールで高い評価−

 7月19日から25日までの1週間、シンガポールの中心街、オーチャードロードにあるシンガポール伊勢丹スコッツ店において、「栃木県農産物フェア」が開催された。香港では高級スーパーで、本県産ナシ「にっこり」、イチゴ「とちおとめ」のフェアを行ったことはあったが、香港以外の海外では初めてのことであった。
 今回のフェアでは岩舟町の「巨峰」をはじめ、「ひめきゅうり」「ナス」「タマネギ」「アスパラガス」「白美人ねぎ」「とうもろこし」の7品目を販売した。シンガポール伊勢丹では巨峰の試食販売は初めてで、シンガポール人にどう受け入れられるか期待と不安があった。フェアのために1パック300グラム入りを400パック用意した。16シンガポールドル(1シンガポールドル=約74円)という高値での販売となってしまったが、1人で2パック買っていく方も多数いた。結局、杞憂(きゆう)に終わり、この1週間で351パックも売れたのである。
 また他の野菜では「ひめきゅうり」「ナス」の評価が高く、伊勢丹の食品担当バイヤーの方に気に入っていただき、今後も常設の棚に置いていただけることになった。
 キュウリなどは、シンガポールでは隣国のマレーシアなどから高品質で低価格の野菜が輸入されている。それにもかかわらず、本県産「ひめきゅうり」は1パック250グラム入り、9.3シンガポールドルという超高値でも多数売れた。
 本県産は、マレーシア産の大型キュウリとは違い、小さいがしゃきっとした歯応えがあり、新鮮そのものであることが受け入れられたのではないか。やはり、わざわざシンガポールまで空輸したかいがあった。
 実は今回のフェアの成果により、2回目の「栃木県農産物フェア」を行いたい旨の連絡があったのである。
 これからの時期の開催であれば、本県産果物の主力であるナシ「にっこり」とイチゴ「とちおとめ」がそろって試食販売されることになるので、今からシンガポール人の反応が楽しみである。
 私は、本県の農産物がアジア各国に急速な勢いで販路拡大していくのを間近に見て、あらためて県産農産物の優秀さを認識したのである。

 

 

 

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