戻る

下野新聞寄稿 〜下野新聞に寄稿している「県香港駐在員リポート」を転載しています。〜


31 元気寿司の活躍
-世界展開へさらに奔走-

 今回のリポートは、ここ香港で本県に本社のある企業が活躍している姿を紹介したい。
  6月13日、香港の工業地帯である觀塘(クントン)で、宇都宮市に本社のある元気寿司の、香港では16店舗目のオープニングセレモニーが開催された。日本からは廣田鶴男取締役会長をはじめ、本社の方々が来港された。
  セレモニーは非常に華やかに行われ、香港の有名タレントも出席し、また取材のためテレビ局や多数のマスコミ関係者が集まった。
  廣田会長によると、現在、元気寿司の海外展開は、6ヵ国45店舗である。香港はそのうち元気寿司の店舗名で16店舗目。また、5月に初めて香港に進出した高級回転すしの千両を含めると、元気寿司チェーンは17店舗になる、とのことであった。
  香港では安くておいしい回転すしが大変な人気だ。ここでは元気寿司を知らない人がいないくらいである。昼時になると、元気寿司のお店の前には、時に人の列が50メートルにもなる。
  高級回転すしの「千両」がオープンした位置は、香港の金融の中心である中環(セントラル)のIFCモールの高級ブランドショップの並びである。店内は通常の元気寿司と違い、黒を基調としたシックな雰囲気で、ブランドショップの隣でも全く遜色(そんしょく)ない店構えだ。
  香港の金融街に勤めるビジネスマンやOLにも好評のようだ。廣田会長は「香港の方は舌が肥えているので、ネタも最高級品を使っている。必ずや香港の人にも認めてもらえるだろう」と話していた。
  また、廣田会長からは「近々、中東のクウェートに店舗を進出させる予定で、現在出店のための調査をしている。今回のクウェート進出のお話は、クウェートの強力なスポンサーからぜひ来てほしいといわれたものだ」というお話を伺った。
  中東への進出には、かなり御苦労もあるらしく、「全く環境が異なるので、今までのノウハウが通用しない。一から積み上げている」と話していた。
  さらに会長は「以前あったニューヨークに、またお店を開設したい」と熱意を込めて話していた。ニューヨークに店舗を構えていたが、不幸なことに2001年9月11日、同時多発テロが発生した世界貿易センタービルの近くに店があったため、その影響を受け、閉店になった。
  中東やニューヨークといった今後の世界展開に向けて、廣田会長はじめ元気寿司の社員の方々は毎日多忙な日々を送っているようだ。
  栃木県に本社のある企業が、海外で活躍している姿を拝見できるのは、本県駐在員として誇りに思う。

 

 

 

戻る

 

© Tochigi Prefectural Government Hong Kong Office. All rights reserved.